雪山

ダーチャ・マライーニさん来名、抑留所跡地など訪問 / 漫画もある!

以前、拙ブログ記事でまとめ…きれなかった、フォスコ・マライーニ氏。
その娘さんのダーチャ・マライーニさんが来日し、2024/6/14、戦争中の幼少期に抑留生活を送った名古屋(抑留所跡地)、豊田(抑留施設となった寺)を訪れたとの記事が目に入りました。

また、2024/6/16には、札幌の北大農学部で講演会があるそうです。

追記:2024/6/17にも北大で講演会があるようです。


なんと漫画あります

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2023 GW山スキー その1 イグルー失敗@小日向のコル(2. MAY. 2023)

単独で、北アルプス、白馬鑓方面へ行ってきました。

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6:27 猿倉駐車場からの白馬岳
駐車場横の林道?から歩き出してしまい、だいぶ登ってからザックを置いて猿倉荘に戻って登山届を出しました。

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小日向のコルの、鑓温泉へのメインルートから少し離れたところを本日の宿と定め、イグルー作りに挑戦しました。
作成途中、45分経過時点の画像です
大きいブロックは、全然切り出せません

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イグルー完成!? 約2時間かかりました
とても天井を塞げそうになかったのですが、小枝の活用を思い出して、何とか天井をふさぐことができました。

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イグルー作成後、小日向山へ。
上空に、ワシタカの仲間が3羽飛んでいました。

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小日向山から戻り、イグルーに入って休んでいると…

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イグルーが崩れてしまいました。

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もう一度イグルーを作り直す元気はなく、速攻でテントを張りました。

  • 2023/5/1; 約5時間かけて猿倉へ
  • 2023/5/2; 猿倉 7:30 … 小日向のコル 10:10 BC
    • 出だしはシートラ、猿倉台地下部からシール登高
  • BC 13:15 … 小日向山 13:40~14:10 … BC14:25
  • イグルーに挑戦できて良かったです
    • 大きいブロックを切り出せるように精進したい
    • 気温が高いせいか、内部にポタポタと水滴が落ちてきていました
    • イグルーの内部が狭かった?
      崩壊しなかったとしても、ギリギリ1人用サイズだった
      もう少し床を掘り下げ、底面積を広げるべきたっだか?
    • またやってみたい

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銀杏峰(26. FEB. 2023)

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雪がちらつく中、出発

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前山付近で一瞬日が差すも、

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山頂一帯は風が強くホワイトアウト状態だったので、頂上手前で撤退しました。
先行された皆様、トレースありがとうございました m(_ _)m

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大野盆地も曇だったのかな。

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アイゼンのパーツ交換

一世を風靡したカジタのアイゼン。
梶田製作所が廃業して久しいのですが、この度、前後をつなぐパーツ(ジョイント)を入手しました。

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上側が、今回入手した Lサイズ、
下側が、元々ついていた Mサイズのジョイントです。

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無事交換できたので、まだまだこのアイゼンを大事に使う予定です。

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雪崩ビーコン練習ドリル

ポチポチとネットを見ていたら、たどり着きました。

雪崩ビーコンには二つの役目があります。一つは、仲間を生存救出するため、二つ目は、捜索救助に係わる第三者の「安全」と「労力軽減」のため。(上記日本雪崩ネットワーク記事より)

ビーコン、買い替えてもいないし、最後に捜索練習をしたのはいつのことやら。
それでも、無いよりましと思って装着していますが…

せめて、イメージだけでも勉強しておこう。

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いつかはイグルー、そして戦争の歴史(二つの収容所)

山中泊における憧れは『タープの下で焚き火、そしてゴロ寝』でした。
これは2019年に実現しました。

もう一つの憧れが『テントを持たずにイグルー泊』です。
イグルー作りは、昔、1回だけ挑戦したことがありますが、5人で2時間かけて作ったものの、結局テント泊でした。

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雪のブロックが小さすぎですよねぇ。

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翌日昼、イグルーの上に乗ってみました。最終的には5人乗っても壊れませんでした。

 

 

さて、イグルー泊といったら米山悟さん。
サイトを見て、その気だけは高めているのですが、なかなか実行に移せません。

2022.02.23の記事『日本で初めてのイグルー1940年・宮沢弘幸氏の命日は2/22』を読んでいると、日高山脈ペテガリ岳の冬季初登(1943年1月、北大山岳部)はイグルーを使って成し遂げられたこと、そこには当時北大にいたイタリア人フォスコ・マライーニ氏の影響が大きかった、とありました。
そして、そのマライーニ氏は、戦時中に名古屋郊外にあった外国人捕虜強制収容所に一家で抑留されていたとのことでした。
ネットで検索してみると、自分の知っている捕虜収容所(名古屋俘虜収容所第2分所 )には兵士軍人が収容されていたのに対し、マライーニ氏は敵国民間人抑留所に、枢軸国を離脱したイタリア人として抑留されていたそうです。
この抑留所は、松坂屋(名古屋の百貨店)の社員保養所「天白寮」(愛知郡天白村(現名古屋市天白区))を接収して愛知県に新設された抑留所だとのこと。
その後、空襲の激化に伴い抑留所は西加茂郡石野村(現豊田市)の廣済寺(広済寺)に疎開移転したとのことです。

まとめきれませんが、色々知らないことだらけでした。

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千畳敷カールの雪崩【日本雪崩ネットワーク】

2021年3月14日に中央アルプス千畳敷カールで発生した雪崩事故について、日本雪崩ネットワークによる調査速報がアップされていました。

【調査速報】210314宝剣岳千畳敷カール・雪崩事故|日本雪崩ネットワーク

なんと、完全埋没者(埋没深約 1 m)は、ビーコン捜索で 5 分ほどで発見されたとのことです。

中央アルプス千畳敷カールへは、かつては毎年のように雪訓などで訪れていました。
今はすっかり足が遠のいており、積雪期の千畳敷に訪れたのは、2004年1月の三ノ沢岳が最後のようです。

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(三ノ沢岳付近(2004))

当時、千畳敷~極楽平間の登降にあたり、雪崩を警戒する気持ちはあったつもりですが、ビーコンはまだ持っていなかったはず。
弱層テストは、やったかなぁ…? やらなかったかなぁ…?

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御小屋尾根-阿弥陀岳(23-24. FEB. 2020)

2020/2/23

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夕暮れの阿弥陀岳。

2020/2/24

絶好の好天の下、無事阿弥陀岳を往復しました。

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テン場に戻ると、木にできたつららから水が滴り落ちていました。

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問題を検証するって難しいですね

昨日開催された、所属山岳会の加盟団体による春山合宿遭対報告会議に出席し、GWに行われた各山岳会の合宿の報告を聞いてきました。
以下は、各山岳会の報告を聞いた、自分個人の感想です。

  1. 吹雪の中でのテント設営時に1人が低体温症になったとのこと!
    幸い、翌日には回復されたとのことでした。
    自分が気になったのは、以下の点でした。
    • 「素人なりに低体温症から回復したように見える」場合に、
      →登山活動を続行して大丈夫か?
      →この場合、リスクとして把握すべきことは何か?
    • 仮のケースとして「低体温症になったメンバーがいることをテント設営直後に気付いた、そして条件として山小屋が30分ほどの所にある(正常時の所要時間)」とした場合、
      →低体温症の人は動かさない方が良いとして、テント内で対応するか?
      →両脇を抱える等、ちょっと無理をしてでも山小屋まで移動してから対応した方が良いのか?
      →ケースバイケースなのでしょうが、どちらの判断をするにしても目安となる考え方はあるのか?
  2. ガスコンロ点火時に炎が上がったとのこと。
    コンロとカートリッジ(個体)との相性か?などの話も出ましたが、コンロが新しいものではないとのことだったので、コンロのOリング劣化が原因でないか?との話になりました。
    自分もその席では納得して聞いていましたが、「炎が上がった際、ガスコンロの火力調節つまみを閉じて火を消した」との話があったことを思い出しました。
    つまみを閉じて火が消えたなら、コンロとカートリッジの接続の問題でなく、コンロ内部に原因があったのでは…
    最終結論は、コンロ買替一択なのでしょうが、それでは再発防止につながらないような気もします。
    問題を検証するって難しいですね。

  3. 自分達の山行については、天候に恵まれ順調な山行だったので、質疑等はほどほどでした。
    その中で、またもや「『シートラ』ってなんですか?」と聞かれました。
    それなりに答えましたが、忘備の為 過去ログに書き加えておきました。

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竜、静、銚子(23. NOV. 2018)

鈴鹿の竜ヶ岳、静ヶ岳、銚子岳へ滋賀県側から行ってきました。
晩秋の山を楽しむはずが、初冬の雪山を味わってきました。

小雨降る中を出発し、太ましい?尾根を緩やかに登って1時間半ほどで太尾。

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砂ザレを経て稜線に向けた急登の途中で、雨から雪に変わり、

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竜ヶ岳山頂はすっかり雪景色でした。

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八田峠分岐からは先行者もなく、新雪を楽しみました。

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セキオノコバ付近の池。

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銚子岳を往復して、

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静ヶ岳に戻り、南西尾根から下山。

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雪と濡れ落葉で滑りやすい尾根を慎重に下り、

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最後は落葉を踏みしめて、茶屋川林道へ下山しました。

静ヶ岳山頂にいくつかある標識のうち、画像右側の標柱に「昭和五十二年四月(以下判読できず)」と書いてありました。
1982年に、宇賀渓~竜~静~銚子~八田峠~青川峡と歩いているのですが、当時からあったのかと思うと、感慨深いものがありました。
(当時の景色や標柱のことは、全く覚えていませんでした)

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